公式サイトが書かないMoneytreeの最大の魅力 #Moneytree

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2013年、2014年と2年連続でベストアプリに選出されたMoneytree。私が毎日必ず利用する数少ないアプリの一つだ。まだ利用されていない人にこのアプリの魅力を教えてと言われたのであれば、私は「このアプリ最大の魅力は、クレジットカードで無駄遣いしなくなること」と答えるだろう

これは公式サイトには書かれていない。Moneytreeとしてもカード会社に接続しなければ魅力半減なわけだから、無駄遣いしなくなりますよとは正面切っては書けないのだろう、きっと。しかし、その効果はある。間違いなく。

ダン・アリエリーの「お金と感情と意思決定の白熱教室」を読んだことがあるだろうか。この本の中で、ダン・アリエリーは「出費の痛み」について、こう語っている。

君たちが今夜食事に行って、高級ディナーに自分で200ドル支払うことにしよう。クレジットカードか現金で支払うが、どっちで支払うほうがより嫌な気分になると思う?現金だ。なぜか。理由はいろいろ挙げられるだろうが、「財布からお金がなくなるのが見えるから」というのがそのひとつだ。「手持ちが少なくなってきた。ATMに行かなくちゃ」と思うかもしれない。実は、消費と支払いのタイミングが同時だというのが、現金払いが嫌な理由のひとつなんだ。

(中略)

もし今後、私たちが電子財布というものを作るとしたら、「出費の痛み」をどう感じさせるかが、人々の浪費を左右する要素のひとつになるだろう。

そう、まさにMoneytreeがその「出費の痛み」を可視化してくれるアプリなのだ。自動で複数のクレジットカードの利用額、複数の銀行の貯蓄額を束ねて集計してくれる。クレジットカード会社に請求が上がるまでのタイムラグがあるのでリアルタイムではないものの、毎日複数の金融機関のサイトを回って集計する手間を考えたら遥かに効率的だ。

痛みが必要なら現金を利用して、クレジットカードを使わねければいいじゃないか?という疑問もあるだろうが、それではMoneytreeのもう一つの魅力を消してしまう。もう一つのMoneytreeの魅力はクレジットカードで支払うことによってMoneytreeが自動的に費目毎に分類してくれることなのだ。

これによって支払った金額に、色をつけることごできる。もちろん、家計簿をつければ良いのだが、自動というところがミソなのだ。分類することは目的ではない。分類することによって自分の無駄使いの部分を把握することが目的なのだ。例えばあなたが年収の十分の一をコンビニで消費しているとしたら、どう感じるだろうか?

さて、金融機関にお勤めの方は、自分の銀行、クレジットカードがMoneytreeに対応しているか確認して、もし対応してもらえてないのであれば、今すぐアプリの制作元に連絡を取るべきである。これはキラーアプリだ。そして、他の金融機関と連携する以上、個別の金融機関には作れないアプリだ。少なくとも私は今後Moneytreeに対応していない金融機関を使うつもりはない。自分の財布の一部が見えないなんてのは、我慢ならないから。


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